告白 1&2‐synchronize love‐


「できた」


最後に彼の手が、あたしの髪をチェーンの外に出してくれる。

あたしは指先で、真ん中で揺れる二つの輪を顔に寄せた。

ピンクゴールドのアクセサリーをつけるのは初めてだ。

なんて柔らかく輝くんだろう。


「すごく綺麗。三上くん、ありが………」


顔を上げた瞬間、あたしの声は、不意に重なった彼の唇によって吸い込まれた。

まるで見計らったかのように、噴水の水が一気に高く吹き出して、歓声が上がる。

でもあたしは、それどころじゃない。

髪をゆっくり撫でる手が離れると同時に、唇も離れていった。

キスをする時、眼鏡はそれほど邪魔にはならないこと知ったのは、彼と何度か口付けを交わしてから。


「…うん。やっぱり似合うよ」


三上くんは満足げに頷いて、あたしのプレゼントした黒い手袋をはめた。

大きさはちょうどいいらしく、ワンポイントの部分を感心したように撫でている。

あたしはしばらく、真っ赤になっているだろう顔を上げることができなくて困った。