告白 1&2‐synchronize love‐


ちょっとした衝撃ですぐに切れてしまいそうな、繊細な細い造りのチェーンに、大きさの違う小さな二つの太いリングが通っている。

ゴールドに見えたそれは、よく見るとうっすらピンクがかっていた。


「かわいい…」

「そう。良かった」


言いながら、ケースからネックレスを取り出した三上くん。


「持ってて」


白い空のケースを手渡され、あたしが素直に受け取ると、彼はあたしの首の後ろに手を回した。

いまここで、ネックレスをかけてくれるらしい。


「あの…後ろ向こうか?」

「大丈夫。じっとしてて」


そう言われても。

まるで優しく抱きしめられているみたいで、なんだか恥ずかしい。

斜め上に目を向けると、涼しい顔であたしの首の後ろを見ている三上くん。

意識している自分が、バカみたいに思えてくる。

肩の力を抜いて、すぐそばの三上くんの服から香る、彼の匂いをかいでみた。

彼からはいつも、爽やかな植物の香りがする。

香水じゃなくてもっと自然な。

きっと本人だって気付いていないだろう。