告白 1&2‐synchronize love‐


青で思い出した。

すっかり『美野里亭』でリラックスしてしまい、忘れるところだった。


「あ。あのね、三上くん」


あたしはバッグから、小さな紙袋を取り出した。

ヒカルと一緒にプレゼントを選んだ、あのブランドショップの紙袋じゃない。

あの袋は主張が強すぎるかなと思って、別の無地の袋に入れ替えておいたんだ。


「これ、プレゼント。…メリークリスマス」


イヴでもこう言っていいんだっけと思いながら、袋を差し出す。

三上くんはちょっと驚いたような顔をしながら、受け取ってくれた。


「ありがとう。…開けても?」

「あ、そっちは家に帰ってからね。もう一つあるんだ」


別に勿体ぶるわけじゃないけれど、初めて真剣に男の人に選んだプレゼントだから。

緊張するというか、反応を見るのがこわいというか。

でも考えてみたら、今から渡す物の方が、反応がこわいんじゃないかと気付く。

もう遅いか。


「ちょっとこっちは、恥ずかしいんだけど…ハイ」