告白 1&2‐synchronize love‐


「どうかした?」

「…似てるかなぁって」


銀に光るカトラリーを手に持って、三上くんはひょいと片眉を上げる。


「似てるかもね。…夫婦は似てくるって言うし」

「ふ、夫婦…?」

「冗談だよ」


普段冗談なんか言わない優等生は、涼しい顔で「食べよう」とあたしを促す。

先ほどまでの、夢を熱く語る、年相応の三上少年はどこへやら。

その変わりようがおかしくて、あたしは「いただきます」を言う途中でつい、笑ってしまった。

古い木製のテーブルにかけられたクロスの上に、ビーフシチューやパスタなど、温かな料理がずらりと並べられてもまだ、あたしは笑いを止められなくて。

三上くんはそんなあたしを不思議そうに見つめながら、笑いが止まるのを静かに待っていてくれた。