告白 1&2‐synchronize love‐

――
―――――





雪が降る気配が日に日に強まっている。

同じように、あたしは『その気配』が近づいてきているのを感じていた。


クリスマス・イヴを明日に控えた夜。

自分の部屋の床やベッドに、あたしはありったけの服を広げていた。

本と机とベッドとコンポ。

それくらいしかないという、女の部屋にしては飾り気も可愛らしさも少ない空間。

そんな、普段は物がなさすぎて殺風景なあたしの部屋に、いまは服や靴やバッグが所狭しと散乱している。

明日の三上くんとのデートで着る服を選んでいて、なんだか途中でわけがわからなくなってきて、ただいま休憩中。

唯一無事だったベッド脇の出窓のところに、白いクマを抱いて座っていた。

あたしの部屋で女らしいものといったら、このテディベアくらいだ。

色褪せたクマ。

恭一のメッセージを、10年以上も背中に隠していたクマ。

つぶらなその黒い瞳は、ずっとあたしに何かを訴えかけていたんだろう。


「…また、恭一のメッセージを聞かせてよ」


ポツリと呟き、小さな体を抱き締める。

どうしてだろう。