告白 1&2‐synchronize love‐


あたしは結局手袋を買わずにここまできていた。

前は三上くんと手をつなぐまではって、半分意地になって素手を通していた。

でも時々彼が手をつなぐようになってくれて、今度はもったいない気がして手袋をつけられずにいる。

三上くんも素手だし。

相変わらずカイロをくれるし。


「あのさー…。ヒカル、彼氏に手作りの物プレゼントしたことある?」

「手作り? クッキーとかならあるよ?」

「クッキーかぁ。…彼氏、喜んでた?」

「あ~…それがね、ちょっと失敗しちゃったりして、イマイチな反応だった。…あ、もしかして美緒、三上くんに?」

「うん。お菓子じゃないけど」

「じゃあ手編みのマフラーとか? えらーい! 作ってるんだ? 今日買ったのと一緒に渡すってワケね~」


実はもう出来上がっていたりする。