告白 1&2‐synchronize love‐


「じゃあ何もあげないの?」


ユウナ先輩はぐっと言葉に詰まり、さらに顔を赤くした。

年上で、憧れのお姉さんてカンジなんだけど、可愛いんだよね。


「まあ…なんてゆーか、先輩卒業するし、お祝いってゆーか、これまでのお礼ってことで、考えてはいるけど…」

「へ~」

「そういうあんたこそ。彼氏に何あげるのよ?」


問い返され、あたしは頭をかく。


「それが………あの。手作りって、やっぱり重いかな?」

「手編みのマフラーとか?」

「まあ…そんな感じで」

「いいじゃん! 彼氏、真面目そうだし、手作りとか喜びそうじゃない」


先輩にそう言われ、ほっとした時、パックジュースを二つ持ったコータ先輩が戻ってきた。

それから少し二人と話し、あたしはユリたちの所へ戻った。

コータ先輩に感じていた気まずさはもうない。

友人たちから質問ぜめにあいながら、ユウナ先輩に「ありがとう」を心の中で繰り返した。