告白 1&2‐synchronize love‐


ユウナ先輩より、見てるだけのこっちが恥ずかしくなるようなコータ先輩の甘い笑顔。


「コイツけっこー上手いんだよ。おまけに後輩のくせに、本気で攻めてくるし」

「コータ先輩こそ! 一応あたし女なんですから手加減くらいしてくださいよ~」

「やだ。男女平等」

「鬼!」


なんて楽しそうに言い合う二人に、あたしの頬は自然と緩んだ。

なんだ。

付き合ってなくても、ラブラブなんじゃん。


「動いたら喉かわいたな。北見も飲むだろ?」

「そうですね。じゃああたし買ってきます」

「いいよ。座ってろ」


立ち上がりかけたユウナ先輩を制して、コータ先輩が自販機の方に歩いていく。

ユリたちが騒ぎだす声が聞こえた。

まったくコータ先輩は、相変わらずの紳士っぷりだな。


「良かったね、ユウナ先輩」

「え、えぇっ?」


コータ先輩の背中を目で追っていた彼女は、びっくりしたようにあたしを見上げた。

白い顔が真っ赤だ。

こちらも相変わらずの素直さでおかしい。

あたしはユウナ先輩の隣りに腰かけ、彼女の耳元で小さく問いかけた。


「クリスマス、コータ先輩に何プレゼントするんですか?」

「そ………っ!」

「そ?」

「そんなの! プレゼントなんて、付き合ってないって言ったじゃんっ」