告白 1&2‐synchronize love‐


ミッキーさんを三上くんは呼び止めて何か話していたけど、会話は聴こえない。

すぐに二人は別れて、三上くんが戻ってきた。


「どうしたの?」

「いや。…酒井さんは元気にしてますって、伝えて下さいってお願いしてきた」

「三上くん…」


バイクに乗る時は眼鏡をしない三上くん。

涼しげで綺麗な奥二重の瞳は、優しげにあたしを見て微笑む。

どうしてそんなに優しいの?

あたし、恭一のことばっかり考えてるんだよ?

三上くんはそんなあたしの心くらい、手に取るようにわかってるんでしょう?

それでも三上くんは、あたしの為に笑ってくれるんだ。


「三上くん」

「うん?」


あたしは背伸びをして、彼の薄い唇にキスをした。




「…ありがとう」




感謝の言葉の中に、罪悪感の心を潜ませて。

それもわかっているだろう三上くんは、黙ってキスを返してくれた。

それからすぐ、あたしはここが店の前だってことを忘れてて、慌てて三上くんの背中を押し、バイクに乗った。






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