告白 1&2‐synchronize love‐


あたしの目は、チケットに釘付けになる。

これを受け取れば、恭一に会えるんだ。

自分の息づかいが、大きくなる気がした。


「あの。…恭一は、知ってるんですか?」

「え。………言ってないけど」


やっぱり、恭一からあたしにってワケじゃないんだ。

期待してしまった自分にショックを受ける。


「あのね、美緒ちゃん。最近ずっとアイツが変なんだ」

「ヘン、て?」

「テンションが低くてフツーの男みたいで、気持ち悪いんだよね」


そう口を挟んだのはハルカさんだ。

三上くんがちょっと驚いたような顔で彼を見る。

あの強烈美人だって、気付いたかな。

あたしはチケットに手を伸ばした。

恭一がずっと元気がないなんて聞いたら、気になるに決まっている。

どうしてもう会わないなんて言ったのか、連絡すら取らせてもらえないのか。

訊きたいことがたくさんある。

…………でも、


「…ごめんなさい」


あたしは伸ばした手を、チケットには触れずに引っ込めた。


「あたしは、行けません」

「え…どうして?」


慌てるミッキーさんには、答えずにうつむいた。