「いやあ。想像してたよりずっとかわいいね」
「は…?」
想像してたより?
悪い人たちではなさそうだけれど、この人たちは一体何者?
あたしが戸惑っていると、銀髪の美形がひょろのっぽを睨んだ。
「ミッキー」
「ん? ああ、わかってるよ。ええと、美緒ちゃん。今日はキミに渡したい物があって来たんだ」
早速『ちゃん』付けか。
馴れ馴れしいとは思ったけど、相手がずっとニコニコしているからか、不快には感じない。
「それから謝らないといけないなと思ってね」
「…謝る?」
「そう。ウチの奴らがこの間、色々迷惑をかけたみたいだから。昔から血の気が多いもんで、俺も困ってるんだよ」
あたしの頭の中はクエスチョンマークだらけになった。
話が全然見えてこないのに、ひょろのっぽはさもあたしが事情を知っているかのように話し続ける。
混乱しながら銀髪の美形を見ると目が合った。
……あれ?


