告白 1&2‐synchronize love‐


「お待たせ。紅茶でよかった?」


三上くんはトレーでカップとポットを運んできて、テーブルの上で紅茶を注いでくれた。

カップにはミルクがあらかじめ少量入っていて、紅茶とゆっくりと混ざり合っていく。


「クインは人見知りなんだ。そのうち慣れたら触れると思うよ」

「クイン?」

「彼女の名前。気位が高いから、女王さまみたいだってことで、クイーンを短くしてクイン」


不思議な猫はお姫さまじゃなくて、女王さまだったらしい。

名前から高貴だなんてちょっとおかしいな。


「不思議な色の毛だね。なんて種類なの?」

「ロシアンブルーだよ。銀が入った青なんだ。クインは普通よりちょっと白っぽいけどね」


三上くんがあたしの横に座ると、クインがすぐに彼の膝に移動した。

あたしに見せつけるように、三上くんに甘えているように感じるのは、気のせいだろうか。