告白 1&2‐synchronize love‐


ああ、そうか…

コータ先輩はあたしが恭一を好きだったことを知っている。

でもあたしたちが兄妹だったことは知らない。

あの後そんなに経たずに三上くんと付き合いを始めたから、ヤケになったかとでも思ったのかな。

心配してくれてたんだ。


「アンタ前に失恋したって言ってたじゃん? それってあの噂になってた金髪の人?」

「…はい」

「…もう大丈夫なの?」

「アイツのことは…多分一生好きだと思います。恋とかじゃなくなっても」


兄妹だから。

恋は忘れられても、兄は忘れられるものじゃない。

もし二度と会えなくなったとしても、あたしは恭一のことがずっといまのまま好きなんだろう。


「でもいまは、三上くんが好きです。だから大丈夫」

「そっか。あー…あの金髪の人さ、誰かに似てるよね? 芸能人かなァ。遠くからしか見てないけど、けっこうカッコイイっぽいよね」

「そうかなァ…」

「ま、コータ先輩のが断然カッコイイけどね!」


明るく背中を叩いてくる先輩に、あたしはむせながら笑った。

この人が困っていたら、今度はあたしが助けたいと思った。





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