告白 1&2‐synchronize love‐


コータ先輩が人気あるのはよくわかる。

爽やかでイケメンだし、背は高いしスタイルはいいし、バスケ部のエースだし。

おまけにイヤミがなく優しいし。

…ちょっと強引だけど。

そんな人がアイドルみたいに扱われるのもよくわかるんだけど…そっとしておいてあげるのはムリなんだろうか。

廊下を歩けば「コータ先輩が二年の女子と歩いてた」
という会話が、色んなところから聞こえてくる。

なんだかコータ先輩がかわいそうだ。

自分が当事者だった時はそうは思えなかったけど、第三者になったいまは冷静にそう感じた。

それからユウナ先輩が心配だ。

あたしみたいな目に合わなきゃいいけど…


そんな風に考えていたら、昼休みにそのユウナ先輩があたしの教室に現れた。


「いたいた、美緒!」


いつからかユウナ先輩は親しげにあたしの名前を呼ぶようになった。

お姉ちゃんができたみたいで、あたしは嬉しい。