告白 1&2‐synchronize love‐


恭一の、きつく握り込まれた手にそっと触れる。

目の前の体が大げさなほどにビクリと揺れた。

なにを…そんなに緊張してるの?


「……恭一?」


冷たい指先を掘り出して、わらをも掴むような気持ちで握る。


「ウソ、だよね」

「………」

「そんな約束…する意味ナイし、ね?」


ウソに決まってるじゃん。

そう笑って答えてほしいのに、広い背中は固まったまま。

冷たい指先もあたしの手には応えてくれない。


「もう話しちゃえばいいじゃない」


ハルカさんのため息混じりの声。


「ムリだよもう。何がムリって、自分が一番よくわかってるんじゃないの」

「……黙れよ」

「幻滅したね。アンタにとってバンドって、どの辺に位置してるんだか。二番? 三番? ランク外だったりして」

「黙れって…」

「アンタが言えないなら、代わりに言ってあげようか。…アンタも聞きたいでしょ? ホントのコト」