告白 1&2‐synchronize love‐


ハルカさんと恭一の間には、目には見えないけど激しく火花が散っていた。


「…そのコ、彼氏ができたらしいね」


ハルカさんがあたしを一瞬見て言った。

途端に恭一の顔が強張る。


「…マジありえない」


ハルカさんは赤い唇をきつく噛み締める。


「一発じゃぜんっぜん足りないね。もう一発殴らせてよ」

「ち…ちょっと! やめてよっ」


あたしは慌てて2人の間に立ち、恭一を背中にかばった。


「どいて」

「イヤ。なんかよくわかんないけど、殴り合いなんかサイテー。見たくない」

「どかないならアンタから殴るよ」


男みたいに低い声で言いながら、ハルカさんはこぶしを振り上げた。

グーで殴られたことなんかないけど、きっとすごい痛いんだろう。

でも絶対避けたりしない。



衝撃を覚悟して目をつむろうとした瞬間、恭一の右手がハルカさんのキレイな顔を殴りつけるのが見えた。