告白 1&2‐synchronize love‐


このキレイな人の細腕のどこに、そんな力が隠されていたのか。

殴られた恭一は横に吹き飛び、店のガラスにぶつかった。


「ちょ…っ!? なにするんですか!」

「部外者は黙ってな」


冷淡な目つきに声音。

この人、ほんとにハルカさんなのかって疑いたくなるような豹変ぶりだ。


「あきれたね。自分で恥ずかしいとか思わないワケ?」

「…っ。なんのコトだよ」


恭一は口内を切ったのか、口の端から流れた血を拭い立ち上がる。


「まったく信じらんない。長い付き合いだけど、そこまでバカだったとは思ってなかったよ」

「だからなんのコトだよ! いきなり殴りやがって! こないだの仕返しか!? ありゃお前がワルかったんだろっ!」

「黙れこの腐れチン〇!!」


真っ赤なルージュがひかれたキレイな唇から、聞くにたえない言葉が飛び出す。

この二人を一時は、恋人同士に思っていたこともあったというのに。

唖然とするあたしは蚊帳の外。