告白 1&2‐synchronize love‐


「そ、そんなコトないですからっ!」

「えー。そう?」

「そうです! あ、あたしお先に失礼しますっ」

「え、ヒカルちゃん?」


じゃあね美緒!

と、ヒカルは慌てたように店を出ていった。

恭一はそれをポカンと見送る。


「俺…、なんか変なコト言った?」

「ふふ。あんたみたいなヘラ男には一生わかんないよ」

「ええっ? なになに、なんの話?」

「教えない」


マフラーをしっかり巻いて外に出る。

雪でも降るんじゃないかってくらい寒くて、もう12月になっちゃうなと考えた時、恭一の原チャに腰かける人影を見つけた。

レザーコートに黒のロングブーツの美女。

ハルカさんだった。


「げ。ハルカ?」


恭一が横でカエルみたいな声を出す。

ハルカさんは立ち上がり、ツカツカとこっちに近づいてきて…





「歯ァ食いしばりな」





低く呟き、右こぶしで恭一の顔面を殴りつけた。