告白 1&2‐synchronize love‐

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「結城さん、もうすぐ辞めちゃうね…」


バイトが終わって事務所で着替えながら、あたしはヒカルに話しかけた。

結城さんていうのは、2つ年上のバイトの先輩。

ヒカルのコトが好きなんだけど、どうも気が小さくて告白できずにきた人だ。

ヒカルも結城さんに対しては特別な感情を持ってるみたいだけど…


「そうだねぇ。さみしくなっちゃうなー…」


結城さんを応援したいけど、たぶん2人がいま付き合ったとしても、うまくいかないだろうことはなんとなくわかっていた。

ヒカルには大事な約束があって、彼氏をそれ以上に大事に想うことはできないんだろう。


事務所から店に出ると、恭一が雑誌のコーナーで立ち読みをしていた。


「ふたりとも、おつかれ~」


バイクの雑誌を棚に戻し、恭一が笑う。


「あれ? ヒカルちゃん、なんかあったー?」

「えっ?」

「元気なくなーい?」


恭一に指摘されたヒカルは、顔を赤くして両手をブンブン振る。