告白 1&2‐synchronize love‐


勢いよく煙りを吐き出して、美女は足を肩幅に開いた。

威圧的なその態度に、当然あたしはムッとする。


「恭一はマジメにバンドの方に行ってるんじゃないんですか?」

「来てるよ。でもマジメにっていうのは違うわ」

「は?」

「使いものにならないの。練習も身に入ってないし。メンバー探しなんてありえない。曲作りもさっぱり」


曲作りって…まさかあのヘラ男が曲を書いてるってこと?

信じられない。


「使いものにならないって…」

「とにかくボケっとしてるの。魂抜けたみたいに。ウザいくらいのテンションの高さが取り柄なのに」


何気にこの人、ひどいこと言ってる。

恭一の元気のなさに心当たりがあるあたしは、でもいまは三上くんが後ろにいるから何も言えない。

そんなあたしの気持ちなんて、鋭い三上くんなら気づいてしまうだろうけど。

あたしが黙りこむとハルカさんは怪訝な顔をして、それから三上くんの存在に気づいた。