告白 1&2‐synchronize love‐




秋風が一層、冷たく吹き抜けた。





「…………え?」





残されたあたしは、小一時間その場に固まっていた。

だって、どんな顔して教室に戻れっていうの?

三上くんは前の席なんだよ?

…まあ、三上くんなら何もなかったみたいな涼しい顔で、

「遅かったね」

とか言うんだろうけど。

…なんだろう。

屋上は寒いのに、顔が熱い。

心臓が真正直に動揺してる。

あたしは素直に、うれしいと思った。

だってあの、三上くんだし。

ただ…

やっぱり恭一を好きでいるか、いないかということに彼は関係なく。

彼のコトを考える前に、あたしは恭一のコトにけじめをつけなきゃいけない。

見上げた秋晴れの空は、青色というより、涙色に近かった。





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