告白 1&2‐synchronize love‐


むしろ彼は周りの同級生たちよりもオトナだから、色々な恋をしてたりするのかも。


「もしさー、好きになっちゃいけない人を好きになったりしたら、どうする?」

「たとえば?」

「たとえば…血の繋がった妹とか」

「ドロドロだね。昼ドラ?」

「えっ。三上くん、昼ドラなんか観るの?」

「観ないね。…妹ねぇ。兄ならいるけど……」


三上くんは空を見上げて、言葉を止めた。

あたしもマネして空を見上げる。

薄くていまにも消えてしまいそうな雲が、ゆっくり流れていた。


「…選択肢は色々あるけど、とりあえず大きく分けると2つだね」


好きでいるか、好きでいなくなるか。

そりゃそうだよ。

まったくその通り。さすが優等生。

でも、その単純な2択を突きつけられると、迷いは余計に大きくなった。