告白 1&2‐synchronize love‐





昼休み。


三上くんの姿を探してたどり着いたのは、秋晴れの下の屋上。

もうかなり風が冷たいから、誰も使わなくなっているような場所に、静寂が好きな彼はいた。

フェンスを背に、文庫本に目を落としていた優等生は、あたしを見て顔を上げた。


「探しちゃったよ。…寒くないの?」


彼の隣りに腰を下ろす。

三上くんはお弁当箱と、よくコーヒーショップで売られているようなボトルをよけて、スペースを作ってくれた。

かすかに彼からコーヒーの香り。


「寒いとか暑いとか、あんまり感じないんだ。…探したって、何か用?」

「あー、うん。用ってゆーか…昨日のコト、聞きたくて」

「ああ…ちゃんと会えた?」


三上くんはなぜか、校門にいた恭一に、抜け道のことをしゃべったらしい。

あの抜け道を以前に教えてくれたのは彼なのに、なぜ恭一に言ったのか、気になった。


「…なんでアイツに言ったの?」


尋ねると、優等生は小さく笑った。