告白 1&2‐synchronize love‐


ひとしきり笑った恭一は、あたしの前にあぐらをかいて、頭を下げてきた。


「ごめんね美緒ちゃん」

「なにが…?」

「ハルカのこと。あんな風に強引に、美緒ちゃんに思い出させる気なんか、俺なかったんだ」


あの写真のことだろう。

あれはハルカさんが、勝手に恭一のところから持ち出したものらしい。


「ごめんねホント。あいつのコトは、ちゃんと殴っておいたから」

「殴ってって…ハルカさんを?」

「あったりまえじゃん! ワンパンくらわしておきました!」


ワンパンて…。

冗談だろうけど、びっくりした。

あんな美女、いくらバンド仲間でも殴れるワケがない。


「なんかあいつ焦っててさ。俺の態度にイラついてるみたいで」

「何に焦ってるの」

「んー…実はウチのバンド、メジャーデビューの声がかかっててさ」

「うそ。すごいじゃん! …嬉しいんじゃないの?」


でも恭一の顔は、乗り気じゃない、といった感じ。

あんたの性格なら、飛んで喜んで自慢するんじゃないの?