告白 1&2‐synchronize love‐


さすが優等生は違う。

人間の強い部分とは?

なんて、こんな哲学的な問題も、簡単に解いてしまうんだ。


「ねぇ、三上くん。教えてよ」

「なんで?」

「なんでって…気になるから」


三上くんはそれでも答えてくれず、なぜか小さく笑う。

こんなにイジワルな人だったっけ?

生徒玄関で彼が靴を履き替えた時点で、あたしは答えを諦めた。

なんだか知らないけど、三上くんはあたしに『答え』を言うつもりがないんだろう。

上靴をしまい、外靴を指に引っかける。


「あれ。正面から出ないの?」

「うん。また抜け道使わせてもらうね。…じゃ」


また明日。

と彼に背を向け、体育館へと足を踏み出す。


「酒井さん」

「え?」

「キミは知ってるはずだよ」


意味深な三上くんの言葉。


「それってどういう…」