告白 1&2‐synchronize love‐


ダメだよ恭一。

まだ好きなの。

まだあたしは、あんたの妹にはなれないの。

どうやってあんたの顔を見ていいのか、どんな声であんたの名前を呼べばいいのか、

全然わからないから。

会いたいけど、会えないの。

でも恭一がすぐそこにいると思うと、正直な体が反応してしまう。

目が、足が、手が、あんたへと向かってしまうの。


「ねぇ、三上くん」

「なに?」

「人間に、強い部分なんて…あるのかなァ」


…って、何をいきなりあたしは言ってるんだ。

三上くんは不思議そうにあたしの視線を追って、外を見た。


「…あるよ」

「え?」

「あるよ、強い部分」

「ほんと? どこ?」

「さあね」


小さく笑って、三上くんは教室を出て行く。

…なんで教えてくれないわけ?

あたしは慌てて彼を追った。