君色のこころ〜1番近くて1番遠い〜



龍心side

心結に彼女が居ると発覚してから、心奈はかなりへこんでいた(笑)

「和奈ちゃんとはいつから付き合ってるの?」

とか

「どっちから?」

とか、ご飯を食べながら質問攻め。

めんどくさい姉貴だな(笑)

と思いながら、心奈の事情聴取を見ていた。

「そういうここはどうなの?」

「ほえ?」

母さんの不意の一言で、停止する心奈。

俺も内心ビクッとした。

「りゅうは今までいたことあるけど、ここはないじゃない?」

確かに、こいつモテるのに彼氏を作らない。

「何ていうか、あれかな?
びびっとくる人が現れない限り、あたしに彼氏はできないかな〜?」

なんじゃそりゃ!?

こいつなりの変なこだわりがあるんだな…。

「そんなこと言ってると、彼氏できないぞ?」

「それは困るけど、いつか現れるでしょ」

「娘がいきおくれなんて、父さん嫌だからな〜」

「父上を悲しませることはしませぬ」

なんて笑ってた。


びびっとくる奴なんて、現れんな。

そう思ってしまった。

だから、俺は兄貴なんだっつーの。