君色のこころ〜1番近くて1番遠い〜


「これが健太からでしょ〜、そしてこれが和奈から!」

「「和奈!?」」

心結の口から女の子の名前が出てきた。

「最近の女子中学生はやるわね…」

「お前もつい最近まで女子中学生だっただろ?」

「そうだけど…
男友達の誕生日はいつも自販機のジュースで済ませていたからさ…」

「和奈は友達じゃないよ?
僕の彼女♪」

さらっと笑顔で心結が言った。

「「はい?」」

固まるあたしと龍心。

彼女…って言いましたよね、みーさん?

「二人とも知らなかったの?」

「みー、ラブラブだもんな〜」

あははははって笑ってる両親。

「みーにまで彼女が…」

「完全に抜かされたな、ここ」

「うるさい」

可愛い弟も、ついに彼女が出来るお年頃になってしまったのか…。

とほほほほほ。