君色のこころ〜1番近くて1番遠い〜




「きゃっ!」

ドジなあたしは、フローリングで滑って、玄関に居る龍心に突進してしまった。

そんなあたしを、龍心は見事受け止めてくれた。

なんか、抱きしめられてるみたい///

「あっぶねぇなぁ〜、行くぞ」

「うっ、うん…、ごめん」

こんなことでドキドキするなんて、あたしぐらいだよね?

龍心にとって、あたしはただの妹なんだし。

でもね、あたしは兄妹になる前から、ずっと龍心が好きなんだよ?

気づいてないでしょ?

小さい頃、二人で遊んでいたときに言ったこと、あなたは覚えてないでしょ?

本気にしてなかったでしょ?

でも小さい頃のあたしは本気で、本気で喜んだんだよ。