君色のこころ〜1番近くて1番遠い〜



後ろから大きな声が聞こえた。

振り返ると、爽やかなイケメンくんが、手を上げて立っていた。

そう言えば、クラスに妙にザキヤマと気が合うイケメンが居た気がするけど、もしかしてその子かも。

「マシで!?名前は!?」

「1年C組の梅本侑希(うめもとゆうき)です!」

あっ、やっぱ同じクラスの子だ。

「1Cってことは、心奈たちと一緒?」

龍心が耳打ちしてきた。

ちょっとドキッとした。

「うん、しゃべったことないけど」

「イケメンだけど、キャラ濃いな(笑)」

「ザキヤマ話盛り上がってるよ(笑)」

「あー、気合いそうだもんな」

「てか3人同じクラスだよね?
バスケ部入るの?」

「うん、中学からバスケ部だし♪」

イケメンに目がないりこはノリノリだ。

「俺も俺も!これからよろしくな!
俺は侑希でいいから!」

「あたしりこ!」

「夏澄だよ〜」

「心奈でーす」

なんかおもしろい友達ができた(笑)

「おーい、練習始めるぞ〜と!
おっ、早速先輩と仲良くなったか!」

ザキヤマが体育館に入ってきた。

「先生、心奈、俺の妹っす」

「そうだったのか!全然気づかなかったな〜、あんま似てないし」

「よく言われます(笑)」

そりゃ血繋がってないし。

「ちゃんと見学してけよ?
龍心、啓介集合だ」

「「うす」」

こうして3人は行ってしまった。