君色のこころ〜1番近くて1番遠い〜

体育館で、長々としゃべる校長先生の話を聞く。

よくこんな次から次へと言葉が出てくるわ。

眠いな〜、と思っているとやっと終わった校長の挨拶。

そろそろ入学式も終わるかな〜と思っていると…

「在校生代表の挨拶、生徒会長代理、折山龍心」

は!?龍心!?

「はい」

そう言って壇上に上がったのは、紛れもなく龍心だった。

一気にざわつく新入生。

「やば!かっこよくない!?」
「超イケメンじゃん!」
「やばい!こんなイケメンな先輩居たなんて!」

あー!!!!!早速ファン増えちゃったじゃん!!

なんで在校生代表の挨拶なんかするのよ〜。

泣きそうになりながら、あたしは壇上に立つ龍心を見ていた。

やっぱりかっこいいよ〜///

いいな、周りの女の子は。

堂々と龍心に好きって言えるもんね。

そんなことを考えてると、龍心と目があった気がした。

またドキッとしてしまった。

どんどん好きが増えていって、今にも溢れだしそうだ。

こんなんで、龍心以外の人好きになれるわけないじゃん。