君色のこころ〜1番近くて1番遠い〜

心奈side


3人で教室に入ると、知らない人ばっか。

そりゃそうだよね、確か同じ中学の子、この3人以外居ないもん。

「やばい、友達できるかな?」

「それな」

「とりあえず、席近い子から友達になろう」

そんな会話をしていると、

「はい、みんな席につけー」

いかにも体育会系の若い男の先生が入ってきた。

それを合図に、あたしたちは席についた。

あたしは真ん中の列の真ん中より少し後ろと言う微妙な席だった。

早く席替えしてほしいなぁ〜。

あれ?


あたしの隣の席の人、居ない?


「今日から君たちの担任になった、山崎です!
担当教科は保健体育、部活はバスケ部!
みんな、バスケ部は選手もマネージャーも大募集中だから、どんどん入ってくれ!」

やばい、想像通りのキャラだ。

「あれ?空席があるな〜、誰だ?
えーと、斎藤愛理か。遅刻か?」

あたしの隣の席は斎藤さんか。

どんな子かな〜?

そんなことを考えながら、あたしは先生の指示で、入学式が行われる体育館に向かった。