君色のこころ〜1番近くて1番遠い〜

「あっ!来た来た!」

駅の前で同じ制服を着た3人を見つけた。

「夏澄!りこ!それに啓介先輩も!」

あたしの親友、水野夏澄(みずのかすみ)と長島りこ(ながしまりこ)、そして龍心の親友の白鳥啓介(しらとりけいすけ)先輩が駅の前で待っていてくれた。

夏澄は小学生から、りこは中学からの付き合い。

龍心と啓介先輩も中学からの付き合い。

ちなみに、夏澄と啓介先輩はいとこなの。

「じゃあ、そろそろ行きますか」

「そうだな」

啓介先輩のその一言で、改札をくぐり、ホームに。

無人駅で、小さい駅だから、人は少ない。
ホームに入ってすぐ、あたしたちが乗る電車が来た。

田舎の電車だから、人も少ない。

5人で電車に乗り込んだ。