楓は優しい。 だから、僕を拾って育ててくれてるのかも知れない。 でも、楓の側は落ち着くから好きなんだ。楓は僕の大切な人。 だから、楓が傷ついたなら僕が支えてあげなきゃって思う。 こんな事でしか楓に恩返しが出来ないから……。 今日もまた学校に行く。 雨が降り世に言う相合い傘をしてくれた。いつものように手を繋いでくれる。 でも、今日は少し嫌な予感しかない。 僕の心を表すように雨が少し強まってきた。 僕はいつものように下駄箱に行き靴を上靴に履き替える。