楓「ごめんね、来るの遅くなって……」

翔「いいよ、来てくれたから」

楓「よし!今日は一旦家に帰ってその傷消毒して、出掛けようか?」

翔「うん!ゲーセン行きたい!!」

楓「よし、じゃゲーセンで遊ぼうか!
それにプリクラも撮りたいし♪」

翔「楓、手繋ご?」

楓「いいよ!」


翔と仲良く手を繋いで家に帰った。


翔の傷は少し酷かった。
元々親から虐待を受けていて、この間は私の不注意で怪我を負わしてしまい、今日また傷を増やしてしまった……。

もっと早く迎えに行ってれば、
こんな傷負わなくて済んだと思う。
やっぱり私は相手を傷つける事しか出来ないのかと思うと苦しい……。