楓「そっか。こっちおいで」 そう言うとさっきとは違い素直に私の前まで来た。 翔「気持ち悪くない?」 楓「翔は気持ち悪くなんかないよ。 大丈夫。私は翔を気持ち悪いとか嫌いになんてならないから、安心しな? 泣きたい時は泣いてもいいんだから。 だってまだ、8歳なんだから。 溜め込まなくて私にこれからは話してね」 翔「うん!ありがとう、楓お姉ちゃん!」 楓「翔、私の事は楓お姉ちゃんじゃなくて楓って呼んでね!」 翔「分かった、楓!」 大丈夫。だって翔は私が必ず守るから。