玲斗さんや優香さんをこれ以上絶望させない為にも生きようと思えた。


その時、一瞬だけ思ったことがあるんだ。彼らを傷つけ、苦しめてその挙句私の心の中は真っ暗だ…。

でも、生きて私がもっと強くなった時
彼らに会いに行くのも悪くないと思えたんだ。


玲斗さん達は知っていたんだ。
私が彼らと何か合った事を………。

それに、彼らは私が何処かに居ると思っていたら捜すんではないかってね。
まぁ、私があくまで思ってるだけだけどね…。



皆、ごめんね。

でも、いつかきっと必ず会いに行くと約束するから、それまで待っていて……。