〜回想〜


あの日私は彼らから離れ、
遠い遠い場所の一番高いビルの上に居た。


最後に、玲斗さんや優香さんに電話して謝ろうと思い電話した。

謝って直ぐに電話を切った。
でも、折り返し電話が掛かってきたんだ。


その時、こんな事を言われた。

玲斗「婭緒葉のしたいようにしていい。
だが、死ぬのだけは止めろ!
彼らの事で何か思っているなら、彼らには死んだと伝える」


婭緒葉「…い…いの?
でも神無月財閥はどうするの?」

優香「その事は気にしなくていいのよ。
その代わり、たまには連絡頂戴ね」



玲斗さんや優香さんは急に居なくなった
私でも、ちゃんと向き合って話してくれた。