いつもの無表情に眉間に皺を寄せ気味の難しい面持ちの香神さんに戻っていたものの眼鏡の奥は優しい澄んだ瞳を細めたようにみえた…。 胸の奥が『きゅ…きゅ…きゅ~ん』と切なくなった。 純粋な男性の瞳って…想えばこんな近くで見るの…初めてかも~っていうか私…図書館司書になるって決めて…ずっと本と対面してたし、たまに小学4年生の近所の瑠偉君(ルイ)がうちに遊びにくるくらいだし‥男の人と接する事もなくなってたなあ~なんて‥ボンヤリ思っていたら‥‥‥‥!!!!