図書館のカガミ



――ふむふむ……。 なるほど~と頷きながら香神さんのいうように足のトランスを真似てやってみたが軸足と反対側の足の開脚していた幅の感覚が短く絡まってしまい交差したまま可笑しな格好でバランスを失いフラフラと空中を仰ぎあわや床に激突――――ってところでその様子をみていた香神さんは私の身体を受け止めた。