図書館のカガミ



箱の真正面に立ち両手で箱の取っ手を掴み腰を使って右足は箱を置く位置にむいて腰への軽減をへらすように姿勢をただしたまま箱の上にれいの箱を乗せていた。


そして‥もう一度箱の高さに腰を落とし今度は左足を使ってまたもとあった位置に箱を戻したようにみえた。



「…なんか変な動きですね。

あの…腰が…!!」


「ぷっ‥‥‥‥」


周囲にいた人が思わず堪えきれず笑いをふく。



「し‥失敬なっ!!!


これは‥トランスという技術れっきとした技術だ!!」