顔が真っ赤になりながらひとまず箱を手前に低くだけでも精一杯でとりあえず引き出し両手で箱の両脇を支えつつ‥なんて余裕もないほど箱は重みをましていく‥。
「大丈夫??」
ヨロヨロ‥フラフラとよろめきながらも箱を両手で支えひとまず床に置いた。
予想外の箱の中身に私はゴクリと喉をならしまた額から流れる汗を拭いたその時‥。
「そんなんじゃあ‥!!
すぐ腰をやられる!!
先独‥!!
後は俺がやるから君は変わりに表を頼む‥!!」
いかつい顔でいきなり乱暴に扉を開けて入ってきたのは先程の香神さんだった。
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