「大丈夫…。

予約の車がきたら…そっちに案内するように言われてるから…。」


香神主任に会釈して何かアイコンタクトらしい合図を香神主任と交わしつつ優しい微笑のまま答えられ固い苦笑いでひとまず香神主任に会釈した時には相変わらずの無表情でなぜかコクリと頷いた。



「そーいうことだから…!!
じゃあ…いこうか!!」


「はいっ…。」



香神主任はそのまま天使の坊やの横で話を聞きつつ私達を氷のような冷たい視線で見送られ私達は足早に奥の作業室へと先独さんに案内されて向かった。