「ボード終わりました。
お願いします。」


カウンターに座っていた王子系なイケメン返却カウンターの方に先程集計したばかりのボードを渡した。


「お疲れ様…。
これから配架?」


ウットリするような王子系の笑みでボードを受け取り専用の棚にボードを置いた。


「ここに自分でボードを置いてくれるのもありだよ。

ご利用者様対応の際は…君のお手伝いどころじゃないからさ‥!!」


「あっ…。
そうか…。
わかりました…。」

コロコロと素敵な笑顔を振りまきイケメン返却の係りさんにさりげなく諭されて頬を赤らめた。


「来て…。

配架の棚に案内するから…!!」

私の様子をからかいつつ彼はカウンターの裏側へと案内してくれたのだった。