そんな私の様子などお構いなしに私から乱暴にボードを引ったくりと厳しい鋭い瞳でチラ見するように睨まれた。



「ひとまず本来はこちらのボードをカウンターに預けそのまま配架に向かう…。


これが…このボード係りの手順だ…。」



時計の針をチラリと見ては無言で『遅い!!』といいたげなイラつきが伝わってくる。



「は‥はい‥。

かしこまりました。」


ボードを突き返されたのを賞状を授与された時のように大層丁寧に受け取り深々とお辞儀をして中心のカウンターに向かって進んだ。