――すごぉーい…☆ 初めてみる見慣れない図書館の異様な光景に私は息を呑みつつ入り口からゆっくり身をのりだす。 視線が突き刺さるように向けられた。 眼球が一回ぱあっ‥と開き段々細くなっていく女性の方もなんとかなく見受けられる。 「お待ちいただいているご利用者の方々にご協力ありがとうございます。 只今…順番にご誘導しております…。 お手元の整理券をお待ちになりまして…只今から係りの者が本日のご利用目的をお伺いさせて頂きますのでもし差し支えなければご協力下さいますようお願い致します。」