その視線の先に食卓に俯せて眠るすぐ真下に例の絵本…らしき“ゆきひめ”という文字が見えた。 「あった―――!!!!!」 絵本発見の嬉しさに急ぎ寝てる人を転がしてお構いなしに絵本の先を引っ張り奪還に成功‥‥‥。 ―――ガンッ…!!!なんて大きな音と引いた時にその辺りの誇りが舞う。 「へ‥へ‥へくちゅっ!!!」 思わず鼻を手で抑えたものの妙なくしゃみをこぼした可愛い目をくりっとさせた青年の動きが止まった。