そんなこんなでひとまず教えてもらったように本を請求記号番号順に並べかえひとまず若い記号番号順の棚に向かう途中でワゴンを書架の入り口にワゴン車用配置の場所に起き請求記号番号順に必要な本を胸に抱えて本棚にむかうけれど…びっしりと綺麗に一寸の狂いもなく収められていてすごく心地よい気分になった。 ――香神さんが配架した場所だあ…。 そんな想いと先程頭の片隅に浮かんできた香神さんの横顔が濃厚に記憶にはりつく。 誰が配架したなんて…わからないはず。