図書館のカガミ




―――そ、そんなに怖がらなくても……!!


照ちゃんと呼ばれる男性は下唇を噛み締めコソコソと耳打ちするといきなり私の前にコンビニの袋を差し出した。



「…!?」


脅えながら福幸さんの背後から真っ直ぐにさしだされたコンビニの袋が何かの物影を移していたのがみえた。



「君にあげるらしいよ!!」


ニコリ…と福幸さんが笑った。


「えっ………??

私に………??」


自らの顔とコンビニの袋を交互に指差し福幸さんの後ろに隠れる照さんに尋ねると彼は目をあわせず俯いて口元だけ微かにほころばせ笑ったようにみえた。