「あっ……!! お弁当レンジで温めてきます!!」 “炊事場”と書かれたところに‥レンジがあると言われ私はひとまずいたたまれなくなり席をたった時そのまま抱えるように持っていたリンゴが一つコロコロ‥と床に転げ落ちた。 「す…すみませんっ!!!」 慌てて私はその床に落ちたリンゴを追いかけようとした時長い手で拾い上げ私の顔の前にさしだした。 「いちいち謝るなよ!! ウゼー!!」 嫌みと思いっ切り目をつり上げつつ雑誌から微動だに顔をあげぬまま放った言葉に胸がチクリと傷んだ。